会報誌「じゃたこみ」 【旅行産業経営塾】
2024年度(第13期生)が1年に渡るカリキュラムを終了
卒塾式で優秀論文発表が行われました

更新日:2025年03月28日


旅行産業経営塾」は将来の旅行産業を担う人材の育成を目的に「ものの見方、考え方、決め方」を学ぶ場として旅行業界有志が運営する勉強会で、現在、「一般社団法人旅行産業経営塾」として運営され、JATAの原優二副会長が塾長を務めています。
1999年の開塾以来400名以上の卒塾生を輩出、卒塾生はそのネットワークを活かし旅行業界や観光業界で活躍しています。

そしてこの度、2024年度(第13期生:2024年5月~2025年3月)が1年に渡るカリキュラムを終了しました。
講義は様々なテーマで10回以上行われ、講師には旅行業界内外の方をはじめ弁護士・大学教授・地域振興に携わる方などをお招きし、講義のみならずグループ討議と発表を通じて考えを深める内容となっている他、年に1回合宿も行っており、忌憚なく語り合い互いの関係を築く機会も設けられました。
*2024年度(第13期)のカリキュラムは こちら

卒塾にあたっては論文の提出が必修となっており、2025年3月15日(土)の卒塾式の日に優秀論文発表会も併せて行われました。
選出された塾生と優秀論文を以下にご紹介します。

■2024年度(第13期) 優秀論文■ (すべてPDFファイルです)
・株式会社風の旅行社 竹嶋 友さん *論文は こちら
・一般社団法人日本旅行業協会 武田 亘弘さん *論文は こちら
・株式会社クルーズバケーション 坪田 健二さん *論文は こちら
・アソビュー株式会社 早川 恭平さん *論文は こちら
・株式会社ジェイアール東海ツアーズ 吉村 明子さん *論文は こちら

           
                        

           

(上、下右:2024年度 卒塾式の様子、下左:旅行産業経営塾 原塾長)

原塾長は、「コロナ禍を経て、現在旅行産業は市場の大きな変化を前にビジネスモデルの転換を余儀なくされています。しかしながら、旅を通して『人に感動と生きる喜びを与える』という旅行産業の本来の存在価値を見失うこと なく、同時に市場の変化や技術の進化を敏感に受け止め、新しい旅行産業の創造に向かって踏み出すべき時です」と述べています。

このような認識のもと、「旅行産業経営塾」2025年度(第14期)が、2025年5月~2026年3月までの1年間開催されます。
開催場所は、開塾以来初めて、大阪での開催となります。2025年はEXPO2025 大阪・関西万博もあり、改めて旅行業界の将来について業態や企業の垣根を越えて考え議論する大変有意義な機会となることが期待されています。
*2025年度(第14期)のカリキュラムおよび募集要項は こちら