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更新日:2025年07月22日
2025年6月4日 (水) -6日(金)の3日間、ハンガリー・ブダペスト市において、温泉ツーリズムに関する国際会議「Thermal Tourism Congress」が開催されました。JATAからは国際関係部が参加し、日本の温泉ツーリズムについてのプレゼンテーションを行いました。
会期中は、以下の各テーマで、参加者によるプレゼンテーションと意見交換が実施されました。
(左:テーマ別ディスカッションの様子、右:谷村JATA国際関係部長によるプレゼンの様子)
■Thermal Tourism Congress 次第■ <6月4日(水)> ●B2Bネットワーキング(欧州の歴史的な温泉デスティネーション17カ所の紹介) <6月5日(木)> ●温泉デスティネーションの運営について(環境、人材、労働環境など) ● 世界的な視点から見た温泉ツーリズム ●温泉ツーリズムに対する欧州マーケットの現状および今後期待されるマーケット ●新しい温泉デスティネーションの紹介と今後の可能性 ●イノベーティブな取り組みを進めている温泉デスティネーションの事例共有 ●温泉デスティネーションのホスピタリティに対する投資について <6月6日(金)> ●ヘリテージとしての温泉ツーリズム(魅力をいかに伝えるか) ● TikTokやSNSを使った温泉デスティネーションのプロモーションについて ●世界の温泉デスティネーションの紹介 ●温泉ツーリズム促進に向けた連携プロジェクトの紹介
参加者は、欧州を中心にアメリカ、アジア(日本、韓国、タイ等)、オーストラリアなどの温泉事業者が多く、旅行会社やメディア、IT関連事業者も参加。内容については、温泉ツーリズムにとどまらず、温泉そのものの維持管理や温泉産業にかかわる人材・労働環境など運営面の課題の共有と意見交換、温泉デスティネーションへの投資など経済面の議論も交わされました。
温泉ツーリズム関連では、各温泉地のデスティネーション紹介と合わせて、温泉を活用した様々な体験の提供、ウェルネスとしての温泉利用などの事例も紹介されました。JATAからは、谷村国際関係部長が「世界の温泉デスティネーション」のセッションで、日本の温泉についての概要と歴史、欧州と日本の温泉の違い、インバウンドを受け入れるための取組み事例などを説明。その中で、各温泉地を商品化するためには、温泉地の情報をもとに必要な各種素材手配(宿泊、交通手段、ガイドなど)をワンストップで提供できるオペレーターが必要であるとし、そのためには各温泉地とオペレーターが連携し、開発・プロモーションを行うことが重要であると提案しました。
さらに、意見交換会では、Z世代を今後の重要な顧客ととらえ、いかに若者を引き付けるかという議論もなされました。具体的には、若者を巻き込んだワークショップや欧州各国の学生と連携した温泉デスティネーションの観光開発・プロモーションプロジェクトが動き出しており、またTikTokなどSNSを活用した若者向けプロモーションも検討中であることが紹介されました。
JATA国際関係部では、日本のみならず世界各国の観光振興のため、交流・情報発信など様々な取組みを通じて、今後もインバウンド/アウトバウンドの双方に有益となる活動を続けてまいります。
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