会報誌「じゃたこみ」 【海外】台湾観光協会と覚書を締結

更新日:2023年12月22日


左より 台湾交通部観光局 張局長、台湾観光協会 葉会長、JATA髙橋会長、小谷野副会長

 JATAは2023年5月11日、台湾観光協会と、訪台日本人観光客の早期回復を図るための覚書を締結しました。覚書締結に際し開催した調印式には、JATA髙橋会長、小谷野副会長、台湾から来日した台湾交通部観光局 張局長、台湾観光協会 葉会長が出席しました。冒頭、髙橋会長は、コロナ禍において受けた台湾交通部や観光協会からの支援について謝意を伝え、5月10日に実施した観光庁との共同記者会見がテレビ、新聞など多くのメディアでとりあげられたことを説明し、「日本からのアウトバウンドがいよいよ本格的に回復していく」と話しました。また、今回の覚書締結を契機に、「日台交流についても、さらなる交流の拡大にむけ全力をあげて取り組んでいく」との意欲を示しました。葉会長は、両国の観光振興に取り組むことを強調、「さまざまなプロモーションを通じ、日台それぞれへの送客を増やしていきたい」との考えを示し、「台湾を代表して、はじめてJATAと覚書を締結することが出来、光栄です」と謝辞を述べました。最後に小谷野副会長、張局長立ち合いのもと、髙橋会長、葉会長により覚書に署名がなされました。

 日台間の交流はコロナ禍により激減し、2022年の交流人数は約42万人まで落ち込みました。そのような中、昨年9月に開催された日台観光サミットにおいて、日台双方向交流人数を2025年までにコロナ禍以前の延べ700万人を超える目標が掲げられました。JATAでは、今回の覚書締結により訪台日本人観光客数の早期回復を果たすことで、海外旅行を楽しむ人々の姿を広くアピールし、引き続き海外旅行全体の機運醸成を図っていきます。