会報誌「じゃたこみ」 【北海道支部活動報告】
環境保全活動
洞爺湖有珠山ジオパーク内散策路の美化・整備を実施

更新日:2025年08月18日


2025年7月5日(土)、JATA北海道支部は、去年に引き続き、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会のご協力のもと、社会貢献活動として洞爺湖有珠山ジオパーク内散策路の美化・整備を行いました。
今年は、会員会社より8社/12名、JATA北海道事務局より2名、 計14名が参加しました。(参加会員会社8社 : 京王観光、コープトラベル、札幌通運 クラブゲッツ札幌、JTB、日本旅行北海道、阪急交通社札幌支店、北海道中央バス シィービーツアーズカンパニー、名鉄観光 ※五十音順)

洞爺湖有珠山ジオパークには多数の散策ルートがありますが、今回は西山散策路の美化活動として、駐車場および散策路のごみ拾い、石拾いなどをしました。

西山散策路は、2000年に国道230号を遮るように噴火した跡、枕木を並べた散策路をたどるルートで、国道の真ん中にできた巨大な池、階段状のアスファルト、取り残された重機など、生活圏内でおこった噴火の迫力を感じることができます。

参加者は11時頃現地に到着後、約3時間、十分に時間を取って美化作業をしました。また、作業中には「洞爺湖有珠火山マイスター」の方による、噴火した当時の状況や外来種植物などのお話を伺うこともできました。

そして、活動終了後、昼食を洞爺湖温泉街で取りながら帰路につきました。
参加メンバーからは、「観光客の為になることで活動の意義を感じ、そして、自分自身も観光素材の情報をアップデートもできて、良い機会となった」という感想もありました。

JATA北海道支部では、多くの観光コンテンツを持つ北海道において、今後も社会貢献活動を通じ、サステナブルな観光、災害教育にもつながる観光等、様々な取り組みを継続してまいります。