会報誌「じゃたこみ」 【関西支部活動報告】
環境保全活動
世界遺産「熊野古道」の道普請を実施

更新日:2025年01月28日


2024年6月1日(土)、JATA関西支部は、社会貢献活動として世界遺産「熊野古道」の道普請を今年も行いました。
JATA関西支部が1泊2日で例年開催しているこの活動は今年で12回目を数え、和歌山県観光振興課・和歌山県世界遺産センターのご協力・ご指導の下、JATA関西支部からは、会員会社より5社/14名、JATA関西支部より3名、 計17名が参加しました。
(参加会員会社5社 : 近畿日本ツーリスト、JTB、東武トップツアーズ、日本旅行、阪急交通社 ※五十音順)

1日目、大阪市内をバスで出発、途中昼食を取りながら和歌山・熊野古道へ。今回の道普請では、三軒茶屋から伏拝王子に向かって約400mの場所まで1トンの土を土嚢に詰めて運び、人の通行や自然現象等により土が減ったところを埋め固めていきました。
世界遺産のため機械を使った修復ができず、土を運ぶのも固めるのもすべて人力に頼らざるを得ない力作業でしたが、参加者は自らの手で世界遺産を整備するという日頃経験出来ない体験が出来たことや、普請により他の箇所と比べてきれいになった箇所を見て、達成感を感じたとのことでした。

作業の後は、熊野本宮大社を視察し宿泊。2日目は、熊野速玉大社の視察と古道ウォークをしました。熊野速玉大社参拝は初めて訪問する参加者も多く、また古道ウォークは海沿いを歩く珍しいコースであったため美しい景色を見ながらのウォーキング体験となりました。

JATA関西支部では、今後も社会貢献活動を通じ世界遺産「熊野古道」の保全に努め、国内のみならず世界中からここを訪れる多くの方々に安全に楽しんでいただける観光素材として提供し続けてまいります。

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 ※PDFファイル