会報誌「じゃたこみ」 【中四国支部活動報告】
「JATA中四国支部 学生向け旅行業界研究博2024」を開催

更新日:2025年01月30日


2025年1月8日掲出 : 中四国支部「JATA中四国支部 学生向け旅行業界研究博2024」報告はこちら

2024年12月7日(土)、JATA中四国支部は、広島国際会議場にて「JATA中四国支部 学生向け旅行業界研究博2024」を開催しました。
このイベントは 新たなツーリズム時代を迎えるにあたり、大学生、専門学校生を対象に、旅行会社の仕事や魅力、市場環境に求められる業界の役割等についての理解と、将来の雇用創出に繋げていくことを目的に行われ、当日は、広島を中心に、岡山や福岡などの大学やキャリアセンター(*)から、旅行・観光業界に関心を持つ学生32名が参加しました。

(*)参加32名:大学、キャリアセンター
広島大学/県立広島大学/広島市立大学/広島修道大学/安田女子大学/広島女学院大学広島外語専門学校/ノートルダム清心女子大学/北九州市立大学/南山大学/広島市立大学キャリアセンター/安田女子大学キャリアセンター

当日は、旅行・観光業界に実際に携わるJATA会員企業7名のメンバーによりイベントが進行されました。
参加した学生はグループに分かれ、自己紹介や観光地プチクイズなどで交流を図りながら、プレゼンテーションに耳を傾けました。
「ワクワクを仕事に 旅行業界で働くってどんな感じ?リアルな現場からお届けします!」と題されたプレゼンテーションでは、前半は旅行店舗のカウンター担当者が、後半は法人・教育旅行・地方誘客に関わる担当者が登壇し、日々の業務内容の説明とともに、どんな時にワクワクを感じるか、個々の経験から得たやりがいや可能性について現場のリアルを伝えました。
各担当者により業務内容は異なるものの、「旅や観光を通して、人と人とが関わり、思い出を作り、それを共有することができる」という点では共通しており、学生にとっては、旅に関わる仕事に携わる魅力を実感し、そして、旅の持つ力について知る良い機会となりました。

事後アンケートでは、
「この仕事は人々の人生の大切な一時に寄り添う仕事であり、大変素晴らしい職業だと感じた」
「人を幸せにできる職種というのが魅力的に感じた。ぜひ入社したいと思った」
「旅行会社というとカウンター業務が思いつくが、それだけではなく、教育や法人向けなど様々な形があることを知り、業界に対する視野が広がった」
「今回のセミナーを通じて、各企業ごとの特徴や雰囲気の違いを感じることができた。企業研究に役立てたい」
など、前向きで積極的な意見が多く寄せられました。

コロナ禍を経て、若者の海外旅行離れや人材確保など、旅行・観光産業を取り巻く環境は様々な課題があるものの、この業界に対し理解を深め魅力を感じられるよう、情報発信やセミナー等、様々な活動を継続的に実施してまいります。