会報誌「じゃたこみ」 【研修・試験部】
リーダーシップやコミュニケーション能力をアップ!
2026年度 階層別研修「JATA旅行未来塾 管理職研修」 を開催

更新日:2026年09月03日


2026年8月25日(火)~26日(水)の2日間で、「JATA未来旅行塾 管理職研修」を開催しました。

「JATA旅行未来塾」は、会員各社が“人材”に関して抱える課題解決へのきっかけ作りと社員のモチベーションアップを目的として2022年度よりJATAが実施している階層別研修です。各コースとも、座学だけにとどまらず、様々なグループワークやプレゼンテーションを織り込み、参加者同士の交流を促しながらインプットとアウトプットを同時に行う研修で、参加された受講者のみならず、受講者を送り出される所属会社からも毎回高い評価をいただいています。
■2026年度の開催スケジュールは こちら

今回の管理職編は、部下を持つマネジメント職の方を主な対象としたコースで、東京のJATA本部研修室でリアル対面型にて開催。全国のJATA会員会社から11社21名が参加しました。

<カリキュラム>
講師 : 大嶋 博子氏 ((株)リードポテンシャル 代表取締役)  ※プロフィールはこちら

「これからの旅行業をリードするワクワクしたチームのつくり方」

【1日目】
1. 管理職とは何か
2. 新しい時代のリーダー像
3. 動機づけから始めよう
4. チームの関係の質を高める

【2日目】
5. タイプ分析から苦手を克服しストレスを解消する
6. チームメンバーのやる気を引き出す
7. メンバーとの対話力を高める
8. ワクワクするチームをつくる

【1日目】
1. 管理職とは何か
管理職に期待される基本的な役割を理解し、リーダーのスタイルとなる「牽引型」「人格型」「触媒型」「奉仕型」の4つのタイプ類型を学び、自身の目指す管理職の姿を考えました。

2. 新しい時代のリーダー像
変化が激しい今の時代に求められるリーダーの在り方を理解し、自らが起点となってチームを変えていくためのポイントを学びました。

3. 動機づけから始めよう
行動変革に欠かせないモチベーションを高める「自立性」「有能感」「関係性」の3つの心理的欲求を学び、自分自身の意欲を探り、部下やメンバーにどのように向き合っていくかを合わせて考え、落ち込んだ時の切り替え方法などの具体的な指導にも活きるコツを理解しました。

4. チームの関係の質を高める
チームとしての成果、生産性を高めるために欠かせない要素である『心理的安全性』の重要さを学び、心理的安全性を妨げる「無知」「無能」「邪魔」「否定」の4つの“不安”や、管理職が陥りがちな思考の罠を理解し、心理的安全性を高めるために何をどうするかを考え、協議しました。

【2日目】
5. タイプ分析から苦手を克服しストレスを解消する
「ポジティブ」「アチーブメント」「ヒューマン」「コントロール」の4つに分類されるタイプ診断を実施することで自らの特性を認識。様々なタイプがいることで相互補完がし強く良いチームとなることや、各タイプごとの育成のコツなどを学びました。

6. チームメンバーのやる気を引き出す
一人ひとりが仕事に対する認知や行動を自ら主体的に修正していくことで、“やらされ感”のある仕事を“やりがいのあるもの”へと変容させる手法であるジョグクラフティングについて理解を深めました。

7. メンバーとの対話力を高める
同調せずに共感する(話を聴く)ポイントについて、問いかけの軸を、WHY⇒HOWなど『質問』を変えながら導きたい『答え』に変えていくコーチングの技術を学ぶとともに、気づきを促す問いや、思い込みによるずれの解消など、一歩踏み込んだコミュニケーションについても実践しました。

8. ワクワクするチームをつくる
今回の研修での学びを踏まえて、「これからの旅行業の管理職像」を考え、グループワークで共有し、メンバーを変えながら、これから作っていきたい自らのチームに向けて、目指すべく管理職像を構築しました。

研修終了後に実施したアンケート結果では、「自分自身の特徴を掴むことができた。また、部下に対しての特徴も掴んでタイプによって接し方を工夫するなど今回の研修で得たことを実践してみたい」「初めて研修に参加したが大変有意義で、もっと早く参加したかった。グループワークと座学のバランスも良く、意見交換や情報共有もしやすかった」等コメントが寄せられました。

観光は「人」が価値を届ける産業であり、人材育成は大変重要です。JATA会員会社の皆様におかれましては「JATA旅行未来塾」を、業務と会社間を超え、悩みを共有し、お互いに刺激を与え合うことができる交流の場として、今後も積極的にご活用くださいますようお願い申し上げます。