会報誌「じゃたこみ」 【広報室】
実践形式で学ぶ! 2025年度「JATA 広報実務基本研修」を実施しました

更新日:2025年06月06日


2025年5月30日(金)、JATA研修室にて、2025年度「JATA 広報実務基本研修」を実施しました。
当研修は、コロナ禍を経て去年より5年ぶりにリアルで再開しましたが、広報業務については、体系的・具体的に学べる機会がなかなかないこともあり、毎回人気の研修となっています。
今回も参加募集後数日で満席になり、当日の参加者も40名を超え、会員会社のみなさまの関心の高さが伺えるものとなりました。
本研修では、講師に読売新聞の記者(現在は読売新聞の教育部門ご担当)をお迎えし、記者目線での広報担当者としての考え方、マスコミへの情報の伝え方などの実務の基本について学びました。

              
                         (講師のお二人 左:石橋 大祐 氏、右:大石 暁 氏)

研修は、講義と実習を取り入れた以下3つのプログラムで行われました。

【研修内容】
■第一部:「伝える技術」 講師:読売新聞教育ネットワーク事務局 石橋 大祐(いしばし だいすけ)氏
・SNS時代の広報業務
■第二部:「伝わる文章術」 講師:読売新聞教育ネットワーク事務局 大石 暁(おおいし あきら)氏
・事前課題(プレスリリース作成)のフィードバックを通じて「伝わる文章の書き方」を解説
■第三部:「記者会見実習」 講師:読売新聞教育ネットワーク事務局 石橋 大祐(いしばし だいすけ)氏
・模擬記者会見(プレスリリース+会見)によるロールプレイング実習

 

         
                              (活気あふれる研修の様子)

研修後のアンケートでは、「プレスリリースのフィードバックも、模擬記者会見も、どちらも具体的な事例で分かりやすく、リアル感もあって良かった」「記者経験者の方が講師でいらっしゃったので、記者目線でのエピソードを聞くことができたのは貴重だった」「広報については自社でも教育が行われず個々の判断による部分があるので、このような研修で体系的に学べる機会があるのはありがたい」等、研修への前向きなコメントが寄せられました。また、今後取り上げて欲しい研修テーマとしては、危機管理に関するもの、SNSに特化したメディア対応方法、など昨今のメディア事情に関わる内容があがりました。

JATA広報室では下期にも研修を予定しています(「危機管理広報」に関する研修を予定)。今後も皆様の広報活動にお役立ていただけるよう、様々なテーマでセミナーや研修を実施してまいります。