会報誌「じゃたこみ」 【沖縄支部活動報告】
環境保全活動
「FOOD REBORN」「ジャングリア」のSDGsに関する研修を実施

更新日:2025年01月30日


2024年10月15日(火)、JATA沖縄支部は、社会貢献活動として「FOOD REBORN」「ジャングリア」のSDGsに関する研修を行いました。
自然、歴史、文化、食など多様な観光資源を持ち、国内外から多くの観光客が訪れる沖縄。今回、JATA沖縄支部では、沖縄観光におけるSDGsをテーマにFOOD REBORN社による自然廃材リサイクル事業、テーマパーク「ジャングリア」の開発への取り組みやサービスについて学びました。

JATA沖縄支部からは、会員会社より12社/33名、取材1社/1名、JATA沖縄支部より1名、 計35名が参加しました。(参加会員会社12社 : 沖縄ツーリスト、EGLOKINAWA、近畿日本ツーリスト、国際旅行社、JALJTAセールス、ジャンボツアーズ、JTB、中央ツーリスト、ツアー・ウエーブ沖縄営業所、T-LIFEパートナーズ、東武トップツアーズ、リウボウ旅行サービス 取材1社:沖縄観光速報社 ※五十音順)

参加者は、市内よりバスで大宜味村のFOOD REBORN FACTORYへ。午前中は「FOOD REBORN」の事業説明や施設見学、クラフト体験をしました。”捨てるものがない、循環型の社会を実現する”をビジョンに、シークワーサーやパイナップルをはじめとした地域産物の未利用資源を価値ある製品に生まれ変わらせる研究・開発を行っている旨伺いながら工場内を見学。その後、新しい繊維として注目されている「パイナップル葉」を使い、手作業で葉肉を削ぎ落として繊維を取り出し、オンリーワンのキーホルダー作りにも挑戦しました。

午後は、昼食を取り、なごアグリパークへ移動。2025年7月にオープンする新テーマパーク「ジャングリア」の開発への取り組みやサービスについて、開発会社であるジャパンエンターテイメント社様による講話がありました。講話では、沖縄の自然環境との調和を大切にし、計画段階から環境アセスメントを実施することで環境への配慮を徹底しながら持続可能な観光開発を推進していることや、沖縄北部への交通アクセスの利便性向上にも力を入れており、行政・地域の方々と連携し共に成長する取り組みを行っていることなどが語られました。

参加者からは「FOOD REBORNのミッションが素晴らしく、教育プログラムなどの取り組みなど新しいコンテンツも知ることができた」「ジャングリアの講演では沖縄の観光について地元住民の声を聴くことができ、環境や人材についても学べて良かった」等、今回の研修が有意義であったことが伺えました。
JATA沖縄支部では、観光・旅行産業の発展に向け、今後も様々な事業や施設に対する知見の深化や相互交流による推進を図ってまいります。

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 ※PDFファイル