会報誌「じゃたこみ」 【海外旅行推進部】
JATA&台湾観光庁・共同企画
「2024合同天燈上げ特別観光イベント」が開催されました

更新日:2024年11月14日


JATAと台湾観光庁の共同企画による合同天燈上げ特別観光イベントが2024年10月26日(土)~27日(日)の2日間、台湾の新北市 平渓区十分で開催されました。
当イベントは、海外旅行自由化が実現して60周年という節目の年を追い風に、海外旅行の促進を目指すことを主眼にJATAで組織している「アウトバウンド促進協議会(JOTC*)東アジア部会」の台湾ワーキンググループを中心に、昨年に引き続き、台湾観光庁の協力のもとJATA活動の一環として実施したものです。

*JOTC(英文名称:Japan Outbound Tourism Council)アウトバウンド促進協議会
JATA 海外旅行推進部が事務局運営を行い、観光局、航空会社、旅行会社、空港会社、大使館等から横断的に構成され、アウトバウンド(海外旅行)を促進するための様々な取組みを行う組織です。7 つの部会があり、それぞれがテーマを持って取り組んでいます。 

このイベントを旅程に組み込んだツアーを旅行会社各社が商品造成し募集、そのツアーの参加者のみが体験できる特別企画で、2日間で約1000名のお客様が集まりました。
また、JATAではこのイベントに合わせ現地視察研修を実施、会員会社13社/13名が参加し当日の様子を見学しました。JATAからは蝦名理事長が参加、主催者を代表して挨拶をしました。

                                                                                  
        式典の様子                         JATA蝦名理事長による挨拶

天候は曇天・雨天であったものの、2日間とも無事に開催され、ツアーの参加者は、台湾の夜空を舞台に、それぞれの願いを託した無数の天燈(スカイランタン)を放ち、遥か彼方まで飛んでいく光景を実際に体験。「とても幻想的で忘れられない美しい光景だった」「良い思い出になったので来年もまたやりたい」との声が寄せられました。また、特製の大型天燈も打ち上げられ、会場内からは歓声が上がっていました。 

           
        大型天燈を上げる様子                    夜空に舞う幻想的な天燈

2024年5月31日(金)に実施された「2024日台観光サミットin高雄」では、持続可能な観光と双方向交流の持続的発展にむけて「日台観光サミット 高雄宣言」の合意がなされ、日台双方の旅行客に相互訪問および再訪のモチベーションを高めていく事が記されました。
直近1年間の状況(2023年3月~2024年2月)では、訪台日本人数: 1,050 千人(2019年度比51%)、訪日台湾人数: 4,690 千人(2019年度比96%)、双方向交流人数:5,740 千人(2019年度比83%)とアウトバウンドの回復が不可欠となっています。
JATAでは、日台双方の観光産業界の深い友情と豊富な提携経験をもとに、観光交流を更に促進し、共存共栄の創出に引き続き取り組んでまいります。

 「海外旅行自由化60周年」ロゴマークを是非ご活用ください