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更新日:2025年05月08日
2025年4月24日(木)、アウトバウンド促進協議会(以下、JOTC)クルーズ旅行推進部会(部会長 クルーズのゆたか倶楽部松浦代表取締役)は、「第2回JATAクルーズB2Bワークショップ」を開催しました。 去年に引き続き2回目となるこのワークショップは、~世界中のクルーズラインがJATAに集結~と題し、総勢25社を超える船社、GSA/PSA(販売代理店)、旅行会社が一堂に集い、より多くの方へクルーズの魅力を伝えるとともに、販売増へつなげるための最新情報を交換する場として設けられました。 参加者は旅行会社、自治体、港湾関係など66社/140名が訪れ、活気あふれるものとなりました。
冒頭、JOTCクルーズ旅行推進部会 松浦部会長は「近年クルーズは成長市場。2024年の日本のクルーズ人口は22万人を突破し、最盛期の63%とはいえ、コロナ禍からの復活の兆しを見せている。そして今年7月には飛鳥Ⅲ、来年秋には三井オーシャンクルーズ、2028年にはオリエンタルランドからディズニークルーズと相次いで登場する。5年以内にはクルーズ人口は今の5倍、約100万人規模になるだろう。しかし、コロナにより旅行市場は変わった。旅行会社の販売店舗は減り、クルーズアドバイザー資格の申請数も減っている。クルーズは高付加価値商品、コンサル力が有効な商品として旅行会社がお客様にご案内し販売する手法がまだ残されている。旅行会社の販売力を復活させるために、いかにしてクルーズマーケットの取込みをし需要を作っていけるかが試されている。このワークショップを通じて、販売の拡大と活性化、そして、新たなビジネスマッチングの場として前回以上に盛り上がることを期待している。そして今回は、クルーズをより身近に感じてもらえるよう、YoutuberとしてSNSで活躍中のYKKゆかこさんとのトークセッションもあるので楽しみにして欲しい。クルーズに関わる関係各社が皆で一致団結し、クルーズ業界を変えていきましょう」と抱負を述べました。
(左:ワークショップへの期待を述べるJOTCクルーズ旅行推進部会 松浦部会長、右:活気溢れるワークショップの様子)
商談は2部制で行われ、参加者が15分毎に出展会社を回っていく形式で行われました。 参加者からは「これだけ多くのクルーズ関連会社の方に会って直接話をし情報がもらえる機会はないのでありがたい」「クルーズは旅行商品としてどのように取り扱えば良いか知見がなかったため大変勉強になった」「クルーズ会社ごとの特徴や強みがそれぞれ違うことが分かり、ターゲット選定に役立った」などの声が聞かれました。
第1部と第2部の間には、YKKゆかこさんとJOTCクルーズ旅行推進部会 松浦部会長によるトークセッションも行われました。 松浦部会長から「旅行業界でもインフルエンサーの影響は大きく、ブロガーやYoutuberなどを起用したPR活動も盛んに行われている。今回、再生回数100万回を超える動画を何本も作っていらっしゃるYKKゆかこさんに、これまでの乗船体験や今のクルーズ事情などを本音で語っていただきたい」との問いかけに対し、YKKゆかこさんは「どの船もそれぞれに魅力があるが、最も印象に残っているのは、動画でも190万回以上再生された『アイコン オブ ザ シーズ』。後は、オーロラを見る『北極圏クルーズ』も体験型のクルーズとし印象的だった。クルーズは、船のレベルやプログラムにより内容は様々。カジュアルなクルーズも多く、日本発着船なら言葉の不安も取り除けるので、敷居が高いと思わずに気軽に乗船してみてほしい」とクルーズの魅力を語りました。 また、再生回数を上げるためのコツや今後伸びていきそうなクルーズ動画予測など、SNSに関するワンポイントアドバイスもあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
(左:トークセッションの様子、右:JOTCクルーズ旅行推進部会 松浦部会長(左)とYKKゆかこさん(右))
JOTCクルーズ旅行推進部会の事務局を務めるJATA海外旅行推進部の大久保副部長は「クルーズ需要はようやく復活し、勢いに乗ってきている。日本発着のクルーズは、種類も数も増加しているので幅広い年代の方々に利用してもらいたい。また、寄港地も日本各地にあるため、寄港地の観光も含め地方連携もする形で普及に努めたい。また、短い休みでも利用できる『フライ&クルーズ』もあるので提案していきたい」とし、旅行会社各社が様々なプランや旅程、そして多様な価格帯で商品化し裾野を広げて行くことが大切でJATAも引き続きこの取組みを推し進めていきたいとしました。
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