会報誌「じゃたこみ」 【国際関係部】
太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部
「産業遺産情報センター」視察会を実施

更新日:2026年11月05日


2026年7月31日(金)、太平洋アジア観光協会(PATA*)日本支部は、PATA日本支部会員である「産業遺産情報センター」の現地視察会を実施しました(PATA日本支部事務局はJATAにて現在運営をしています)。
「産業遺産情報センター」は、2015年にユネスコの世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に関する資料の展示や調査研究を行い、日本全土8県11市に所在する23の資産の世界遺産としての価値や歴史的意義を伝える機関です。

今回は、PATA日本支部会員に加え、JATA国内旅行推進委員会および訪日旅行推進委員会のメンバーである旅行会社の担当者、特に教育旅行を取り扱う旅行会社の担当者に参加いただきました。

展示スペースは、日本の産業遺産の概要や世界遺産登録までの経緯を紹介する「ゾーン1」、産業国家への歩みを示す「ゾーン2」、長崎県の端島(軍艦島)における暮らしや産業労働などを伝える「ゾーン3」の3つのエリアで構成されており、当日は、産業遺産国民会議の方にご案内いただきました。

  (見学会の様子:左(ゾーン1)、中(ゾーン2)右(ゾーン3))

ゾーン1、2では、展示されている資料や映像を通じて、幕末から明治にかけての半世紀余りの間に日本が封建社会から近代産業国家へと発展していった歴史的な過程について説明を受けました。そして、ゾーン3では、端島(軍艦島)で実際に生活されていた元島民の方々から、当時の暮らしや仕事、島内の様子について直接お話を伺いました。

また、見学後には質疑応答と意見交換も実施。教育旅行団体の受け入れ対応(大型バスの駐車場所や来場動線など)、訪日旅行者への多言語対応、等様々な質問があり、実際の旅行商品造成や団体受け入れを想定した具体的な情報を共有することができました。

今回の視察会が、参加各社による同センターへの送客につながるとともに、参加者から寄せられた意見や情報が今後の受け入れ体制の改善につながり、双方に役立つための取り組みとして活用いただけることを期待しています。

       施設外観

「産業遺産情報センター」について

【施設概要】
  Webサイトは、こちら
  場所 : 東京都新宿区若松町19-1 総務省第二庁舎別館(都営大江戸線若松河田駅から徒歩約4分)
  開館時間 : 10:00-17:00(最終入館時間:16:30)
  休館日 : 原則として土曜日(第2・4土曜日は開館)、日曜日、国民の祝日・休日および12/29-1/3
  入館料 : 無料

【その他ご注意】
  ※来館は事前予約制(オンライン予約システムから予約可能)
  ※「ガイド付き」「ガイドなし」の選択が可能(日本語・英語・韓国語の音声ガイドの貸出あり)
  ※バリアフリー対応(車いす用スロープ、貸出用車いす、多目的トイレ、介助犬の同伴入場など)
                                                (2026年11月現在の情報です)

*太平洋アジア観光協会(PATA)とは
太平洋アジア地域への観光客誘致及び域内交流の活性化を目的とした国際広域観光団体です。
政府会員、航空会社・クルーズ会社をはじめ、旅行会社、ホテルなど世界中に22,000のメンバーが会員として参加。
世界各国に43の支部を擁し、PATA日本支部事務局は現在JATAにて運営をしています。