セミナー・研修 「2024年度 団体旅行セールスパーソンのための海外団体基礎・実地研修」
~職場旅行・報奨旅行・招待旅行など企業団体を担当する
セールスパーソン対象~ のご案内

更新日:2024年11月13日


海外団体旅行は修学旅行や語学研修などの教育旅行だけでなく、視察旅行や大型招待旅行などの企業団体案件の問い合わせも増えてきています。しかしながら、社員自身がコロナ禍以降海外に行く機会に恵まれずまた、しばらく海外団体の取扱いから遠ざかっていたことや海外団体販売の経験豊富な社員が退職するなど、海外団体に携わる社員の知識・経験不足に関わる課題が浮き彫りになっています。

上記を踏まえ、(一社)日本旅行業協会では昨年度に引き続き、社員旅行や報奨旅行、招待旅行などの企業団体を担当するセールスパーソンを対象にした「団体旅行セールスパーソンのための海外団体基礎・実地研修」をキャセイパシフィック航空および香港政府観光局の多大なるご協力を頂き、実施することになりました。

この機会に海外旅行の基礎、実践的なスキルを学べる当研修への参加をご検討ください。

<昨年度の参加者より「海外団体基礎・実地研修に参加して」(一部抜粋)>

「5年ぶりの海外の団体添乗についての業務に関して、またオーガナイザー団体については初めての経験となる添乗の研修に参加させていただき、以前従事していた教育旅行の添乗とは異なる部分、同じ部分について深く学ぶことができた。また客観的な視点で他の方が添乗員役をされている際に盗める部分、逆に自分だったらこうする部分などを落ち着いて観察することができ、普段の業務においての添乗の同行においてもできないことをこの度はさせて頂き、改めて深く御礼を申し上げます。」

「座学の翌日から実践形式の体験ができ、有意義な研修でした。また、他の人の添乗を見られることも参考となりました。添乗は状況に応じて臨機応変に対応することが基本だと思いますので、今回学んだやり方がすべてではないことを念頭におきつつも、発生したその時々のケースに対して、対応方、失敗例を見て、聞いて、体験できたことは財産になると思いました。今回の5日間の経験を無駄にすることのないよう、今後に活かして行きたいと思います。ご対応いただいた随行員の皆様ありがとうございました。」

「海外添乗において、事前の準備が非常に大事であると感じました。今回、現地ホテルなどで確認した事項はほとんどが事前の確認、打ち合わせでクリアできる内容であったと考えます。国内添乗とこの点は同じであると感じました。改めて、お客様にとって添乗員は異国の地で一番、信頼をされる者であると感じます。お客様に安心をして旅行を楽しんでいただくためにも添乗員の行動や表情なども非常に重要であると思います。私自身、自信を持って添乗業務を行うための、一歩を踏み出せた今回の研修であったと考えます。セールスマンでありながら、添乗のスペシャリストになるために大変、貴重な経験をすることができました。最後にスペシャリストの皆様にこんなにも近い距離でご指導を頂けたことは今後の自身の勤務においても大変、自信を持って業務に臨める経験になったと感じます。今回の学んだことを実添乗に活かせるようにお客様に積極的に海外旅行の提案を行っていきたいと思います。」

 <参考 会報誌「じゃたこみ」【海外・研修レポート】

昨年度実施分については会報誌「じゃたこみ」に【海外・研修レポート】として掲載していますので
ご参加を検討される際の参考として下さい。

  団体旅行セールスパーソンとして、社員が挑む「海外団体基礎・実地研修」のすべて>
 https://www.jata-net.or.jp/about/jata-information/mog_jjatacomi/page-48217/

                            記

1.対象者

  JATA正会員会社の企業団体を担当するセールスパーソン(※)

  (※)企業の職場旅行、報奨旅行、招待旅行、視察旅行などを担当するセールスパーソンを対象とした研修内容となります。

    (香港での実地研修では、企業団体への企画提案で使える素材(宴会場、レストラン、パーティベニューなど)の視察も

                 含まれます。)

    当研修は座学研修と実地研修の両方に参加することを必須としています。

    意欲的に研修に参加し、スキルアップを強く望む方の人選をお願いいたします。

2.実施時期

   座学研修と実地研修があります。(計5日間)  ※両方の研修への参加が必須です。

     ・座学研修:2025年2月16日(日)(東京・JATA研修室)

     ・実地研修:2025年2月17日(月)~ 2月20日(木) 3泊4日   

3.募集人員・最少催行人員

   (1)募集人員:26名限定

   (2)最少催行人員:10名

   ※上記募集人員、最少催行人員は座学研修を対象としたものです。

   ※1社当たりの申込人員が5名以上のお申し込みについては、事前にお問い合わせください。

4.座学研修

   (1)日時:2025年2月16日(日)9:50~18:00

   (2)会場:(一社)日本旅行業協会・研修室

       〒100-0013 千代田区霞が関 3-3-3 全日通霞が関ビル 4 階

   (3)研修プログラム(予定):

         ①海外団体旅行の基礎

       ・日程を組み立てる上で知っておくべきこと

       ・必要な原価と不要な原価を見極める

       ・立体的にツアーを見る

       ・お客様へのヒアリングのポイント

       ・関係機関からも信頼される問い合わせや依頼の仕方

         ②海外添乗業務の基礎(事前準備~帰国)

       ・団体セールスパーソンが添乗に行く意味、重要性

       ・事前準備の重要性(想定外を想定内にする)

       ・シナリオ作成(どのタイミングで何を案内すべきか、確認すべきか)

       ・添乗業務ロールプレイング(実地研修に向けて)

       ・トラブル対応

         ③香港内にある団体向け施設・観光素材のご紹介(香港政府観光局より)

         ④キャセイパシフィック航空プレゼン

5.実地研修

            (1)実施方面:香港

                  ※実施協力:キャセイパシフィック航空/香港政府観光局

            (2)利用航空会社・便名:

              (往路)2025年2月17日(月)CX509 成田09:00発/香港 13:25着

              (復路)2025年2月20日(木)CX542 香港16:25発/羽田 21:15 着

            ※実地研修初日は、フライトの出発時間および空港における添乗業務の実践等の関係で前泊込みのスケジュール

            となります。(座学研修終了後、各自で前泊ホテルに移動いただきます。 前泊ホテル(予定):ホテル日航成田)

            ※香港からの帰りのフライトは羽田着が21:15着(予定)となりますので、後泊等の手配が必要な場合は各自で

            お願いいたします。(ご希望の方には有料にて後泊の宿泊プランをご用意します。)

            ※参加者に日本出発時~到着時まで添乗業務を行っていただきますので、日程・便名の変更、途中離団はできません。

            (3)研修日程について:

               おおまかな日程については日程表をご参照ください。現地視察先等は現在調整中です。

               最終日程表は、出発2週間前(目安)にお送りいたします。

             【実地研修のポイント】

               ①場面毎に添乗員を担当していただきます。

                   ホテルのチェックイン業務など英語でやり取り頂く場面もご用意します。

               ②毎日反省会を実施し、添乗員役の振り返りを全員で行います。

         (自分では気づくことのできない話し方の癖や他のメンバーの案内の仕方との比較によって多くの気づきが得られます。)

              ③座学研修で学んだことを実地研修で実践することにより、学んだスキルの定着を図ります。

              ④一般団体の仕向地としての香港の現状を理解し、香港の素材の魅力を体感していただきます。

    (香港政府観光局スタッフが同行します。)

               また、同行するキャセイパシフィック航空スタッフより空港施設等の案内をしていただきます。

              ⑤座学研修、実地研修では参加者に研修レポートを提出頂き、所属旅行会社にも共有いたします。

6.研修費用

              お一人様85,000円(空港施設使用料、現地空港諸税、燃油サーチャージ、成田での前泊ホテル代(素泊まり)込み)

              ※エコノミークラス利用           

    ※2人1部屋利用(ツインルーム) 前泊(2/16)のホテル日航成田も2人1部屋利用(ツインルーム)となります。

              ※他の旅行会社の方との相部屋となります。(1人部屋のご希望は承れません。ご了承下さい。)

              ※宿泊ホテルについては、様々なホテルを体験して頂き、また添乗員としてのホテルのチェックイン・チェックアウト

    業務も数多く実践いただくため、 毎宿泊ホテルを変える予定です。

7.研修費用に含まれないもの

        日本国内の交通費、後泊(2/20)の宿泊費、任意保険、研修中の個人的飲食及び自由行動中の交通費、飲食費等             

8.締切日

    (1) 受講エントリーフォーム提出期限     :2024年12月26日(木)まで

    (2) 研修旅行参加申込フォーム入力期限   :2025年1月8日(水)まで

         (募集人数に達し次第、受付終了とさせていただきます。)

9.受講エントリー方法

    (1) 受講エントリーフォームを右クリックし「対象をファイルに保存」を選択して、デスクトップ等に

      保存してください。

       受講エントリーフォーム(Excelファイル)

    (2) 保存した受講エントリーフォームを開き、必要事項を入力してください。

                       受講エントリーフォームには「申込者登録」と「受講者登録」の2つシートがあります。

                       それぞれに必要事項を入力してください。

                 (3) 受講エントリーフォームに必要事項を入力し任意のパスワードを設定した後、Eメールにて上記ファイルと

                        任意で設定したパスワードを下記アドレスまでお送りください。

                        送信する際の件名は「海外団体基礎・実地研修」としてください。

                        送信先アドレス : kaigai_dantai@jata-net.or.jp

                                                    (kaigaiとdantaiの間には”_”アンダーバーがあります)

                 (4) 受講エントリーフォームを当協会で受信後、申込ご担当者宛に確認のメールをお送りいたします。

                 (5) 実地研修旅行を企画・実施する近畿日本ツーリスト株式会社より申込ご担当者宛に実地研修に関する

       旅行条件書・研修旅行参加申込フォームをお送りしますので、旅行ご参加者に転送いただき、参加申し込み

       を完了するようご案内ください。

10. (実地)研修旅行参加申し込み方法、参加者事前アンケートについて

    (1) 旅行ご参加者は、期日までに研修旅行参加申し込みを完了してください。

       研修旅行参加申込フォームは、QRコード、URLからの入力となります。なお、有効なパスポートの読み取り

                       ではカメラ機能を必要としますので、スマートフォンでの操作をお願いします。

                      (旅行ご参加者から期日までに申し込みがない場合、申込ご担当者にご連絡を差し上げる場合があります。)

    (2) 旅行ご参加者には班分けや部屋割りおよび研修プログラムの参考とするため、別途事前アンケートをお願いする予定

                       です。こちらもご協力をお願いいたします。                       

11. 研修費用のお支払い

    (1)研修旅行参加申し込みを確認後、近畿日本ツーリスト株式会社より申込ご担当者宛に請求書をお送りします。

                      期日までにご入金をお願いいたします。

                      なお、当実地研修旅行は受注型企画旅行の取消料規定を適用いたします。

12.講師

               JATAスタッフおよびJATA指導添乗員

13.研修企画

               (一社)日本旅行業協会

14.受注型企画旅行実施会社

               近畿日本ツーリスト株式会社 (新潟支店)

15.参加証の発行

    (ご希望の方のみ)この実地研修に参加した方に対しては、旅行業法施行規則第33条第2項に規定する旅程管理業務

               に従事した経験とみなされることから、これを証する参加証を発行いたします。


(参考)企画旅行に参加する旅行者に同行して旅程管理業務を行う主任の者は、旅行業法第12条の11の規定により登録研修機関

            の実施する研修を修了し、かつ、旅程管理業務に関する実務の経験(※)を有するものでなければならないとされています。

   (※)実務の経験とは、研修修了日前後1年以内に1回以上又は研修修了後3年以内に2回以上の旅程管理業務に従事した

     経験をいいます。


本件の問い合わせ先 : 総務部/海外旅行推進部

E-Mail: kaigai_dantai@jata-net.or.jp

TEL:03-3592-1271