会報誌「じゃたこみ」 「クルーズdeツナグ・プロジェクト」の記者会見に髙橋会長が登壇
クルーズを通した北陸支援を発表

更新日:2024年04月26日


4月15日(月)、神戸港に停泊中のオランダ船籍の客船「ウエステルダム」船内にて全国クルーズ活性化会議が主催する「クルーズdeツナグ・プロジェクト」の記者発表が行われ、当プロジェクト協力団体のJATAからは髙橋会長が登壇しました。

 

記者会見参加者と「ウエステルダム」クルーで記念撮影。右から2人目が髙橋会長

「クルーズdeツナグ・プロジェクト」は全国クルーズ活性化会議(会⾧:久元喜造 神戸市⾧)が主体となり、“クルーズにより旅客と寄港地の人々、港と港、日本と世界をつなぐ”という思いを込め、2024 年2 月より活動を開始しました。クルーズ振興による地域活性化や日本におけるクルーズ人口の拡大とクルーズ文化醸成を目指し、全国クルーズ活性化会議および官民のクルーズ関係者が連携する初の取組みです。
取組みの第1弾として「全国クルーズ・リレーシンポジウム」と題し、全国各地でクルーズの魅力を伝え、クルーズを身近に感じていただくイベントを順次開催、その一環として、神戸港では今回、同日に市民船内見学会を開催しました。

記者会見には久元神戸市長、髙橋会長のほか、国土交通省の稲田雅裕港湾局長、日本外航客船協会の向井恒道副会長(商船三井クルーズ社長)、日本国際クルーズ協議会の堀川悟会長(カーニバル・ジャパン社長)、ANTAの近藤幸二副会長(全観トラベルネットワーク社長)も登壇されました。久元市長からは、「クルーズdeツナグ・プロジェクト」の取組みと、クルーズ活性化の意義と期待が述べられました。

 

会見の様子。左から3人目が久元神戸市長、右端が髙橋会長

コロナ禍前の2019年には過去最高の35万7000人となった日本のクルーズ人口は、回復に向かっていますが、2027年には50万人を目標とし、官民をあげて活性化に力を入れています。
髙橋会長は「日本人のクルーズ人口は、今後50万人、更には100万人規模のマーケットに成長できる可能性が十分あると考えています。今後とも我々旅行会社の強みであるお客様との直接コミュニケーションを通じて、ゆったりと時が流れる船上での美味しい食事や華やかなエンターテインメントなど、クルーズライフの楽しさ、素晴らしさを伝えてクルーズマーケットの発展に寄与してまいりたいと考えています」と期待を込め、また、JATAでは北陸支援として、6月23日(日)に石川県輪島市の中学校3校の三年生をコスタセレーナ号に招待し、食事と船内見学をしていただく計画を発表しました。