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更新日:2022年03月18日
2007年11月5日
平成19年度の助成先のひとつである香川県高松市の団体「男木水仙郷をつくる会」の活動・実施状況を確認するためヒアリング/調査を行いました。
昭和32年の映画「喜びも悲しみも幾歳月」(監督木下恵介、主演 佐田 啓二/高峰 秀子)のロケ地のひとつ。高松市の北7.5km(フェリーで高松港から40分)。平坦地が少なく、過疎、高齢化も進行している。終戦直後は1,400人いた住民が現在は220名である。
昭和9年に雲仙、霧島とともに我が国初の国立公園になった瀬戸内海に面した自然豊かな男木島。瀬戸内海国立公園はエーゲ海等と同じくその多島海風景で有名だが、男木島からの魅力的な景色もその例外ではない。この島の新たな観光資源として島民主導による日本有数の水仙郷をつくるために男木水仙郷をつくる会は結成された。
男木島から望む瀬戸内海
かつては畑だった土地
元の状態(畑)に戻す作業
斜面に球根を植えつける
開花時の様子
2008年春に120万本の水仙開花を目指している事業(今年度は55,000本植付)は、瀬戸内海圏の新たな観光地として認知される可能性がある。かつて農地だった土地が、人が手を加えなくなることで森となる。元の姿に少しでも近づけ、水仙と灯台を目玉とした観光が振興し、島の再生が図れるとともに、環境の保全にもつながる事業である。JATAは植える球根代金の一部を助成いたします。
男木水仙郷をつくる会の事務局長中條氏は、家で食事をすることがまれなほど多忙を極めた状態である。そのような状況下でも「島をなんとかしたい」という情熱で地元高松市やJR四国などからも助成や後援、アドバイスを受けている。エコツーリズムに関しても今ある素晴らしい自然だけを見るのではなく、失われた自然やその状態をみてこそ、心から環境保全の大切さが分かるのではと話されていた。日本の島は一部を除いて、男木島と同じような状況にある。ただ、訪れる旅人を迎える暖かい気持ちと、海と山の幸は健在だ。男木島が先行事例として道を示してくれ、日本の各地の島も元気を取り戻してくれるのではと期待しながら島を後にした。
男木水仙郷をつくる会:香川県高松市男木町1913 ホームページアドレス http://ww8.tiki.ne.jp/~ogi-island/index.html
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