会報誌「じゃたこみ」 【海外】JATA海外旅行再開プロジェクト 

更新日:2023年12月22日


海外旅行再開プロジェクト始動!
東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡、沖縄の全国8エリアで
街頭サンプリングを実施

  日本旅行業協会(JATA)は7月15日から「JATA 海外旅行再開プロジェクト」を始動させました。このプロジェクトは、海外旅行の活性化を図ることを目的に活動を行ってきているJATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)による施策の一環で、海外旅行の需要喚起に向けて行われるプロモーション活動です。欧米を中心に各国の水際対策の緩和が進む中、日本では、約2年ぶりに海外企画旅行の催行が再開されたものの、まだまだ海外旅行に出かける旅行者が限られている状況です。そうした状況を踏まえて、7月15日からスタートした「JATA 海外旅行再開プロジェクト」は、海外旅行の本格的な復活に向けて、「行こう!世界が元気になる旅」をキャッチコピーに掲げ、JOTC会員旅行会社、空港会社、エアライン、観光局、大使館が結集して活動を繰り広げます。
 プロジェクトが始動した7月15日には、東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡、沖縄の全国8エリアで、参加団体の宣伝素材やキャンペーン特製うちわなどを配布する街頭サンプリングを実施し、一般消費者向けに「海外旅行再開」をアピールしました。また、全国紙の全面カラー広告で「海外旅行再開宣言」を訴求したほか、全国6空港でのデジタルサイネージによる露出展開なども図り、過去に例のない大規模な活動を実現しました。
 JATA海外旅行推進部の稲田正彦部長は、「海外旅行再開に向けて、JATAの本部と支部が一丸となって初めて行ったイベントを通じ、街頭サンプリングを行ったエリアでは『海外旅行が再開されました』という掛け声に多くの方々が反応してくれたほか、大阪・広島・福岡ではテレビでも街頭サンプリングの様子が放映された」と説明。「地方支部ごとに旅行会社や航空会社、空港会社、政府観光局が一体感を持って取り組み、横のつながりが出来たことも大きな成果だった」と評価しています。街頭サンプリング、ポスター・サイネージ掲出に続く“三の矢”として実施されているハッシュタグキャンペーンは、7月15日からツイッターを通じて応募登録を受け付けるなど、キックオフイベントとして実施された活動は、一般消費者に海外旅行をPRし、関心を持ち続けてもらう機会となりました。稲田部長は、「海外旅行への肯定的な世論作りに一定の貢献ができると同時に、旅行業界と各国政府観光局や航空会社・空港会社と一丸となって海外旅行を推進する流れを作ることが出来た」と話します。
 JATAでは、海外旅行を待ち望んでいる一般消費者の背中を押し、ウイズコロナ・アフターコロナにおいても海外旅行を楽しんでもらえるように機運醸成を図っていく方針で、感染拡大防止と経済活動の両立に向けて、引き続き、安心・安全な旅行の実現への取り組みを強化していきます。