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更新日:2024年12月11日
2024年10月30(水)、韓国の慶尚南道、咸安(ハマン)にて、地方伝統の火祭り「 咸安(ハマン)落火ノリ JAPAN DAY」が 開催されました。 これは、韓国三大火祭りのひとつで、通常年1回・釈迦の生誕日(旧暦4月8日)に行われ毎年多くの観光客が訪れますが、今回初めて、日本人観光客を対象とした特別イベントとして、10月にJAPAN DAYが行われました。
咸安(ハマン)は、釜山からバスで片道約2時間、ソウルから約4時間のところにあり、近年、韓国ドラマなどのロケ地として注目を浴びたことで聖地巡礼で訪れる観光客が急増。そのため、今年は新しい観光資源としてその魅力を発信しようと韓国観光公社が企画したものです。
咸安(ハマン)落火ノリは朝鮮時代から厄払いと健康や安全などの祈願を目的として行われ、準備から開催まで地元保存会が担う大変貴重なお祭りで、落火縄の炭も手作りで環境にやさしく、素材の良さが火の粉の美しさを引き立たせると言われています。
日本では、JATA会員会社14社がこのイベントを見学するツアーを造成。また、JATAでもこのイベントに合わせ現地視察を実施、合わせて約500名の参加者が集まりその様子を見学しました。当日は天候にも恵まれ、夜空に舞う無数の火の粉の幻想的な風景を楽しみました。
イベントを企画した韓国観光公社は「来年(2025年)は日韓国交正常化60周年の節目の年。このイベントをはじめ様々なコンテンツ開発やインフラ整備に取組み地方誘客の拡大に力を入れていきたい」と今後の抱負を述べました。 また、同イベントは来年以降も継続する予定としており、次年度に向けて日本の旅行会社各社の商品造成に期待を寄せられました。
咸安(ハマン)落火ノリ JAPAN DAY当日の様子
尚、当イベント以外にも、「韓国観光公社×日本旅行業協会 共同施策 企画商品・団体旅行の販売コンテスト」を実施するなど様々な取組みを展開しており、12月17日(火)にはコンテストの表彰式が行われる予定です。 韓国は現在、日本人が最も多く旅行している海外デスティネーションです。今後も JATA 会員会社の商品を通して新たな価値を日本人旅行者へ提供して参ります。
「海外旅行自由化60周年」ロゴマークを是非ご活用ください
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