会報誌「じゃたこみ」 【北海道支部活動報告】
環境保全活動
洞爺湖有珠山ジオパーク 西山山麓ルートに注意喚起の看板設置を実施

更新日:2025年01月30日


2024年6月1日(土)、JATA北海道支部は、社会貢献活動として洞爺湖有珠山ジオパーク 西山山麓ルートに注意喚起の看板設置を行いました。
当地では2023年に散策ルートがオープンし、噴火痕跡を巡るには安全のため限定ガイドツアーに参加する必要があります。それに伴い、ガイドツアーではない一般観光客が誤って散策コースに立ち入らないように、看板を設置し注意喚起するための取組みです。
今回は、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会および北海道中央バス㈱シィービーツアーズカンパニーのご協力のもと、JATA北海道支部からは、会員会社より8社/14名、JATA北海道支部より2名、 計16名が参加しました。
(参加会員会社8社 : エイチ・アイ・エス、近畿日本ツーリスト、コープトラベル、札幌通運 クラブゲッツ札幌、JTB、日本旅行北海道、阪急交通社札幌支店、北海道中央バス シィービーツアーズカンパニー ※五十音順)

午前中は、有珠山ロープウェイ山頂および有珠山火口原展望台を見学。2020年に有珠山ロープウェイはゴンドラがリニューアル、2021年に有珠山テラスがオープン、2022年は有珠山テラスが拡張されたなど、北海道の自然をより一層楽しめる素晴らしい施設に生まれ変わった旨説明を受けました。

昼食を洞爺湖温泉街で取った後、午後からは散策ルートがある西山火口へ移動し、約1時間かけて作業を実施。
安全に観光を楽しんでもらいたいという思いを込め、見えやすく分かりやすい場所に、事故を防ぐための「立ち入り禁止」の看板を複数設置しました。
参加メンバーからは、「観光客の為になることで活動の意義を感じ、そして、自分自身も観光素材の情報をアップデートもできて、良い機会となった」という感想もありました。

JATA北海道支部では、多くの観光コンテンツを持つ北海道において、今後も社会貢献活動を通じ、サステナブルな観光、災害教育にもつながる観光等、様々な取り組みを継続してまいります。
尚、当活動は2024年6月7日(金)に、室蘭民報社に新聞掲載されました。

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 ※PDFファイル