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更新日:2023年12月22日
JATA東北支部では2022年11月11日(金)、会員会社の若手社員を対象とした研修会を開催しました。当研修は、業務知識の向上と東北への誘客を図る新たな付加価値の高いツアー商品開発に向けヒントを得るために企画したものです。昨年に続いての開催となり、会員会社7社より25名(内定者9名含む)が参加しました。仙台市内の被災沿岸地を訪れ、震災伝承遺構として保存された「仙台市立荒浜小学校」や津波被害により荒廃した田畑を整備し、誕生させた観光農園「JRフルーツパーク」などの施設を見学しました。「仙台空港」では、国際線搭乗エリアに入りCIQ関連施設を見学、探知犬のデモンストレーションなどを織り交ぜた担当職員からの説明により、今後、本格的な復活が期待される海外旅行についての業務知識を高めることができました。研修を終えた参加者からは「多くの人が宮城を訪れ、震災から立ち上がっていく姿を見てもらえるようなツアーを企画したい」、「ツアー開発により、東北地方の地域振興に貢献したい」といったような、旅行会社ならでは、地域の復興に向けた意気込みが寄せられています。また来春の入社を予定している内定者からは「先輩社員と一緒だったので、未来のこうありたいという自身の姿を重ね、一層の緊張感と期待感を感じた」、「旅行会社の社員として働く実感が沸いた」といった前向きな声も聞かれました。当研修を通じて、新たな知識を蓄えるとともに、業界で働いていくうえでモチベーションアップに繋げることができたようです。「JATA東北支部では、引き続き会員会社の皆様のお役にたてるような研修を企画していきたいと思います。」(JATA東北支部 柴事務局長)
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