会報誌「じゃたこみ」 【経営塾】塾生42名を迎え「旅行産業経営塾」が新たなスタート

更新日:2023年12月22日


3年以上に渡り続いてきたコロナ禍のトンネルからようやく抜けし、旅行需要の回復への期待が高まるなか、5月27日、「旅行産業経営塾」が入塾式を実施、定員を超える42名の塾生を迎え、新たなスタートを切りました。

旅行産業経営塾は企業の大小、業態の垣根を越えて学び、議論する場で、JATAの原優二副会長が塾長を務め、現在は一般社団法人として展開しています。1999年の開塾以来400名超の塾生を輩出し、その多くが旅行業界で活躍しています。本年は6年ぶりのリアル開催となり、旅行業界の貴重な人材を育成する場として期待されています。

当塾は東京・霞ヶ関のJATA研修室で5月27日から2024年3月2日まで実施され、全11回の通常講義と2日間の合宿で構成されており、講師には旅行会社関係者以外に神奈川大学の島川教授、観光庁高橋参事官など多彩な方々を迎えます。(2023年年間スケジュールはこちら)

5月27日は10時から入塾式が実施され、42名の塾生とOB、総勢約70名が参列しました。原塾長からはこの塾の趣旨、塾生への期待が述べられ、続いて来賓のグローバルユースビューローの古木相談役は旅行業界の現状、これからの業界のあり方などを話されました。この後、塾生がグループごとに決意表明を行い、その後、JATA髙橋会長が特別講演の講師として登壇し、約1時間に渡って「旅行会社の経営戦略」をテーマに講演しました。

旅行業界はコロナ禍を経て、大きな転換期を迎えています。この大事な局面で約1年に渡る学びの場を得た42名の皆様にはそれぞれの会社だけではなく旅行業界からも大きな期待がかかります。

*一般社団法人旅行産業経営塾公式ホームページはこちら