会報誌「じゃたこみ」 【海外】キルギス共和国サディル・ジャパロフ大統領と面談

更新日:2023年12月22日


 11月20日(月)、公式実務訪問賓客として来日中のキルギス共和国サディル・ジャパロフ大統領と観光促進に関する意見交換会が開催されました。会合は外務省からの要請によるもので、会場となった帝国ホテルでは、キルギス側よりジャパロフ大統領以下、外務大臣、財務大臣、経済商務大臣、外交政策部長が出席、日本側はJATA理事長 蝦名邦晴、JATA副会長 原優二(風の旅行社 代表取締役社長)に加え、旅行会社を代表して(株)ワールド航空サービス 代表取締役社長 菊間陽介氏、(株)ユーラシア旅行社 課長 上野宏氏と、キルギス国駐箚特命全権大使 合田秀樹閣下も同席いただきました。サディル・ジャパロフ大統領は今回の来日で天皇皇后両陛下や岸田首相とも会談されました。JATAとの会合の席を設けていただいたことは大変名誉なことであり、双方向交流の活発化に向けて貴重な機会となりました。

 

大統領との面談にのぞむ、日本側メンバー。 左より(株)ワールド航空サービス 代表取締役社長 菊間陽介氏、キルギス国駐箚特命全権大使 合田秀樹閣下、JATA理事長 蝦名邦晴、JATA副会長 原優二(風の旅行社 代表取締役社長)、(株)ユーラシア旅行社 課長 上野宏氏

                           

 大統領からのご挨拶に続き、蝦名理事長より「年間の日本人渡航者数が約6,000名のキルギスは、日本人にとってまだ情報の少ない地域であるが、雄大な山脈と草原、透明度の高い湖などの自然やシルクロードの遺跡など、大きな観光ポテンシャルを有している」点を強調し、「キルギスの素晴らしさを日本に広めるために在日政府観光局を設置して、現地のリアルな情報を発信して欲しい」と要望しました。キルギス含む中央アジア諸国への実績がある旅行会社として参加した風の旅行社、ワールド航空サービス、ユーラシア旅行社から、日本からの送客拡大に向けた活発な意見交換が行なわれました。

 なお、JATAとキルギス共和国サディル・ジャパロフ大統領との間で行われた、この意見交換会については、11月20日付大統領府HPで紹介されています。