日本旅行業協会(JATA)の基本情報
主要活動報告
情報公開・規約・広報
社会貢献/環境問題・CSR
社会貢献/復興支援
サステナブルへの取組み
各支部の情報と活動報告
女性の活躍推進
観光産業共通プラットフォーム
旅行全般インフォメーション
コンプライアンスとリスクマネジメント
JATA会員と旅行業の基本情報
会員・旅行業者向けサービス・事業
JATA主催のセミナー・研修
消費者苦情や相談対応
経営改善・資金繰り支援
要望活動報告
速報・ニュースバックナンバー
JATA会員の入退会一覧
新型コロナウイルス感染症 関連情報
安心・安全で快適な旅のための情報
消費者相談や弁済について
さまざまな旅行事情
その他 お知らせ
令和6年度総合旅行業務取扱管理者試験
試験の実施結果
よくあるご質問
過去5年間の試験問題・正解
合格証の再交付申請について
我が国のクルーズ等の動向について
旅行業のデータ・トレンド
さまざまな旅行業の数字
海外渡航・観光地情報
更新日:2022年03月14日
当協会では2015年10月23日と24日の2日間にわたり福島県新地町と相馬市で、環境省の設定する東北地方太平洋沿岸地域のトレイルコース“みちのく潮風トレイル”を活用した「JATAの道」プロジェクトの2回目となる活動を実施しました。
『観光が復興の土台になるというつもりで「JATAの道」プロジェクトの活動を行っている。今回も新地町と相馬市の関係者や環境省の皆さんのご協力により、第2回の活動が実施できたことに感謝するとともに、ぜひとも新しい東北観光につなげていきたい』と決意をあらたにしました。
『「みちのく潮風トレイル」に新地町の鹿狼山が取り入れられ、(コースは)相馬市の海へとつながっている。海・山・里と自然豊かな地域の魅力を体験いただきたい。』と当地でのプロジェクト実施を歓迎されました。
『トレイルコースは計画の全長700kmのうち約370kmが開通している。各地域にどういった良い素材があるのか、地元と一緒に掘り下げていきながら進めている。地元の文化、地元の方とのふれあいを通じて、復興につなげていきたい』とトレイルの趣意を説明されました。
参加者は、鹿狼山(標高約430m)の樹海コースを地元の「山の会」の方にガイドいただきながら登りました。片道約1.6kmの道のりを40分ほど登ると、太平洋が一面に見渡せる頂上に到着しました。 元旦には、太平洋から昇る初日を見るために多くの人が集まる鹿狼山は、新地町を代表する観光スポットです。
途中、建設中の「相馬福島道路(復興支援道路)」*の一区間である相馬西道路を訪れ、掘削作業について、実際に作業を担当する方より説明を受け、視察しました。このような視察は近隣住民への説明会の他、小中学生の社会科見学の一環として取り入れられています。
佐藤憲男相馬市副市長、佐藤清孝新地町副町長、観光協会の方をはじめとした地元観光関係者、環境省の方と参加者が集まり、新しい東北観光の実現に向けて、意見交換を行いました。 会場は、震災前より県内外の方から人気を集める御食事処「たこ八」で、武将の衣装を着用された関係者の方に出迎えられ、地元からの温かな歓迎ムードの中、行われました。
プロジェクトの取り組みに合わせ、寄贈した相馬市街地と相馬市広域の案内板は、相馬市の観光交流の拠点となる千客万来館などに後日設置されます。
なお、相馬市内観光案内版を刷新し東北復興支援の手助けをさせていただき、こうした活動が認められ、相馬市長より感謝状を贈呈いただきました。
『松川浦は潮干狩りで有名なところであったが、震災でダメージを受けた。コースにある松川浦環境公園はNPO、ボランティア、市民が団結して作り上げたもの。復興へのその取組みを実際に観光客の方に訪れて、見てもらいたい』とトレイルによる観光客の来訪に期待を示されました。
『相馬市の皆様をはじめ関係者の方々のご協力により、今回案内板の刷新の機会をいただきましたことに感謝する』とともに、『旅は歩くことが原点で、人気があるもの。国の施策で基幹産業とされる観光業を通じて復興を後押ししたい。』と新しい東北観光の実現に向けて呼びかけられました。
国の重要文化財に指定される相馬中村神社など相馬野馬追の舞台となる馬陵公園を相馬市観光協会(ふくしま復興応援隊)の藤本篤央氏のガイドを受けながら、歩き踏査しました。
東日本大震災による巨大津波を映像と写真で紹介する祈念館の隣には、震災で亡くなられた458名(相馬市内)の慰霊碑が建立されており、震災の記憶を伝える貴重な施設を見学しました。
津波被害を乗り越え再開したいちご園にも立ち寄り、再開後の栽培過程や訪れる観光客の動向について、農家の方からお話を伺いました。
トレイルの始点・終点である松川浦環境公園で、地元NPOによるお振舞を受けました。津波の被害から、NPOを中心に再建された公園には、ボランティアの方の手で植えられた花壇や芝生が広がります。また、NPO法人松川浦ふれあいサポートの佐藤邦房事務局長に再建までの経緯をお話いただき、行政と市民が一体となった復興への取組みに触れました。
以上
最新のニュース
月別ニュースアーカイブ
年別ニュースアーカイブ
広告掲載のご案内