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更新日:2022年03月02日
2017年7月10日
海外旅行DIは、3月期(-28)より8ポイント上昇し-20
3ヶ月後の見通しは、1ポイント下降し-21へ。
現況は、3月期の見通しより低いが、8ポイント上昇し-20へ。 業態別ではリテーラー1、ネット系旅行会社が大きく回復。 ヨーロッパは回復傾向。韓国は下落が目立つ。インセンティブ、商用・視察は順調に回復へ。 学生、教育旅行は下落が目立つ。 3ヵ月後は大きく変動はせず、1ポイント下落し-21の近似値で推移
見通し(-14)より低いが、3ヶ月期より8ポイント上回って-20ポイントへ。業態別では全体的に好調で、特に総合旅行会社は25ポイント増、リテーラー1は28ポイント増、ネット系旅行会社は34ポイントも上昇し回復が伺える。方面別ではヨーロッパは8ポイント増で最下位であった6ヶ月前より大幅に回復。アメリカ・カナダ4ポイント上昇し緩やかに回復。韓国は下落が止まらず24ポイント減。アジアは上位に位置するが2ポイント減少、ハワイも1ポイント減で近似値で推移。インセンティブは16ポイント上昇、商用・視察は12ポイント上昇。学生は12ポイント減、教育旅行は14ポイント減と下落が目立つ。
(単位:DI)
※2017年3月期調査見通し数値
現況は、ヨーロッパが回復基調 ハワイ、アジアは大きな変動なく上位で推移。 アメリカ・カナダは緩やかに回復傾向。中国は低位で横ばい。韓国は大幅に下落
現況は、前回下落傾向が目立った商用・視察、インセンティブが上昇し回復。 教育旅行、学生は大きく下落し、OL、一人旅は緩やかに回復。 3ヵ月後は、教育旅行は回復を示すが、好調の商用・視察、インセンティブ、シニアも含め大きく下降傾向
*「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行
一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、JATA会員および中連協会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、会員1621社中、登録のあった614社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。
「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)の回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=DiffusionIndex ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。
「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。 各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。
*ホールセラー:パッケージツアーの企画・販売を専門に行う旅行会社
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