訪日旅行関連情報 中連協・JNTOオンライン交流勉強会 実施報告
主催者挨拶 ② JNTO 橋本次長

更新日:2022年12月09日


    JNTO海外プロモーション部東アジアグループ 橋本佳憲です。本日はオンライン交流勉強会にご参加いただきまことにありがとうございます。私は、直近の2016年~2021年まで、出向元のANAで遼寧省瀋陽で駐在しておりましたが、前半(の3年間)は、日中間の往来、特に中国人の訪日観光が最も活発な時期を過ごしました。一方で、後半2年間は、新型コロナウイルス感染症予防のため、瀋陽を離れることもままならぬ時期となりましたが、そのようななかでも中国人の旅行意欲は高く、政府の規制が許す限りにおいて、近場を中心に国内旅行に出かける様子を目の当たりにしてきました。近年、中国の国内観光地、施設は整備が進み、大幅にレベルアップしていると聞いています。日本としては、(旅行目的地として選択してもらうために)、中国国内旅行と比較して、強みのある日本の魅力を訴求していく必要性がああります。日本では10月11日より、訪日観光客の受入を本格的再開し、(それに続いて)10月28日には(観光立国推進閣僚会議において)『インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ』~観光再始動 Open the Treasure of Japan!~を決定しました。

   その中で、世界遺産姫路城の天守閣の限定公開など、特別な体験の提供、また大自然の魅力を活かした新たな体験の提供を推進していくなど、インバウンドの本格的再開に向けて、日本各地の魅力を全世界に発信していくこととしています。JNTOと致しましても、中国含め、各市場に魅力のPRに日々努めているが、インバウンドがコロナ前の状態に復帰し、さらに発展していくためには中国人観光客の受入再開、実際に受入にあたっていただく中連協加盟各社の御力が不可欠であり、本日の交流勉強会を通じて、JNTOの取組みを知っていただくとともに、来るべき日中間の往来再開に向けて、共に準備を進めていければと考えています。

本日はどうぞよろしくお願い致します。