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更新日:2022年04月12日
10月14日(木)、愛媛県松山市にて、「外国人訪日促進地域フォーラム 愛媛大会」が開催されました。当フォーラムについては、昨年、JATA主催で5回開催したフォーラムに続くもので、今年度は観光庁・運輸局との共催で6回実施する中の初回となります。地域が抱える特有の課題を解決し、今後の地域への訪日客獲得のための具体的なプロモーションにつなげるために開催いたしました。 JATA会員と地域の観光産業に携わる方々との連携で、会場である「ひめぎんホール」には、県内自治体担当者、地元宿泊施設、観光担当者など約150名の方々にご参加をいただきました。
国土交通省四国運輸局・宮村運輸局長による主催者挨拶、愛媛県加戸知事(代理)、ならびに四国ツーリズム創造機構・平尾事業推進本部長によるご来賓挨拶に続き、東洋大学准教授・島川崇氏による基調講演で、「持続可能な外国人観光客誘致 愛媛・四国の地域特性を生かした戦略とは」というテーマで約1時間のご講演をいただきました。 島川先生の講演では、「リピーター客をどのように増やすかが課題」とし、カナダ・プリンスエドワード島の観光振興を例に上げ「愛媛は正岡子規やノーベル文学賞作家大江健三郎氏の出身地で、PRポイントは多い。名作を後世に残していくためにももっと文学観光に力を入れるべきだ」と語られました。
続いて、ファシリテーターの小林裕和氏(JTBグローバルマーケティング&トラベル GMT総研所長)と各方面から4名のパネリストにご登壇をいただき、四国のインバウンドツーリズムの発展に関わる、活発な議論が展開されました。登壇者の1人である近畿日本ツーリスト専務取締役 越智良典氏(JATA外国人旅行委員会副委員長)は「瀬戸内海など世界に通じる愛媛ブランド確立の必要性」をアピールされました。
パネルディスカッションの登壇者は次の通り
また、パネルディスカッション終了後、JATA興津部長による閉会の挨拶があり、その後「インバウンド相談会」においては、登壇者の皆さんにJATA事務局員も加わり、地元の観光業者の皆さんとの活発な意見交換があり、時間いっぱいの議論となり、全てのスケジュールを終了いたしました。
同様のフォーラムが、本年度、宮城(仙台市)、宮崎(宮崎市)、北海道(札幌市)、石川県(金沢市)、奈良(奈良市)において開催される予定です。 詳細とご参加のお申込みについては、公式サイトへ
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