太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 PATA本部会長に石榑会長が就任

更新日:2023年03月03日


マカオ総会において、PATA日本支部会長である石榑信孝氏(日本航空執行役員)が、2005/2006年度のPATA会長として正式に就任いたしました。これを機に、今後ますます世界の旅行業界からの日本に対する注目が期待されます。
以下、石榑会長の就任演説を一部掲載します。


この度、私がPATAの会長に就任するにあたりましては、旅行業界における仲間の皆様や私達が日々奮闘を続けているこの偉大なる旅行産業に対して、非常に責任を感じております。PATA設立から50年以上が経ちましたが、その間、アジア・太平洋地域は、市場構造のみならず、経済、政治の分野においても大きな変革の時期でもありました。その変革の中には、我々が推測したり、その対策を講じたりできるものもありましたが、全く予期出来ぬものも多々ありました。特に過去5年間は、アジア・太平洋地域においては、想像を絶する出来事が起きました。それらは、ドラマテックなもの、悲惨なものと様々でした。そんな中、ここ何年かの試練、特に昨年12月26日の大災害に対するPATAのリーダーシップによる対応には大変感銘を受けました。私は、会長としての任期であるこの先1年、このようなPATAのサポートを大いに期待しております。

ここ数日間にわたり、本総会においても様々な議論が行われたように、これから私達は新たな「挑戦」に直面していくことでしょう。しかしまた、新たな好機にも恵まれることでしょうし、それを皆さんと一緒に分かち合いたいと思っております。最後になりましたが、この1年間の任期の期間だけで場なく、旅行業界における40年かに亘り、PATAへ多大なる貢献を頂いたラム・コリー会長に、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。彼の足跡を受け継ぐものとして、光栄であると同時に、身に余る思いにも感じております。そして、私がPATA会長としての任期を務めます期間、どうか皆様のご協力をお願い出来れば幸いです。