太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 PATAトラベルマート2008(インド・ハイドラバード)報告

更新日:2023年03月02日


第31回目を数えるPATAトラベルマート(PTM)が、9月16日(火)~19(金)までインドのハイドラバード・コンベンションセンターにて開催されました。オフィシャル・スポンサーとして日本航空に提供された2コマのブースを活用させて頂き、今年も「ジャパン・ツーリズム・ブース」を運営してまいりました。詳細は、以下の通りです。

 

  • バイヤー総数:374名 (参加国数:38カ国)
  • セラー総数:715名(参加国数:57カ国)
  • インド国内からの業界関係参加者:約300名
  • 参加メディア:48名
  • 日本からのセラー参加者(自社ブースを設営)
      ●ホテルグランドパレス ●ホテルニューオータニ
  • 日本からのバイヤー参加者
      ●JHC株式会社
      ●サンシャインワールド
      ●(株)ブルーム&グロウ
      ●(株)ワールド・ビュウ
    ●(株)アップルワールド
    ●(株)AGT
    ●アセアン・リゾート・ネット
  • ジャパン・ツーリズム・ブースにおけるアテンド要員
      ●(株)日本航空インターナショナル 旅客営業本部部長 田所 俊彦
      ●(株)インクルード代表 リック・ボーゲル(ボランティア)
      ● PATA日本支部事務局長 古関 孝子
  • 日本ブースにおける「パンフレット配布代行サービス」参加会員
      ●帝国ホテル
      ●リーガロイヤルホテル
      ●日本ホテル協会
      ●JTB
    ●ホテルオークラ
    ●ホテルニューオータニ大阪
    ●国際観光旅館連盟
    ●トップツアー
    ●オークラホテル&リゾート
    ●水明館
    ●オリエンタルランド
    ●東日観光
  • 特別協力
      ●日本航空インターナショナル(ブースの提供)
      ●全日本空輸株式会社(ディスプレイ用ポスターの提供等)
      ●日本政府観光局(JNTO)(ポスター、配布物、DVDなどの資料提供)
  • 所感
    「ジャパン・ツーリズム・ブース」として今回で4回目の参加となったトラベルマートでしたが、いままでの中では一番手応えのあるトラベルマートとなりました。インドはもとより、ヨーロッパ、中東、北米など、様々な国からのバイヤーが日本に関する情報を真剣に求めているというのが事実です。
    特に多かった要望としては、日本のホテルとの直接交渉をしたい、日本のインバウンドを扱うオペレターを紹介して欲しいというものでした。これから、日本へのアウトバウンドを始めるに際し、皆さん真剣にビジネス・パートナーを探しているようです。以前は、日本の観光一般に関する質問や要望が多かったのですが、これは大きな転換期といえるでしょう。
    そうした中、ジャパン・ツーリズム・ブースでは、皆様からお預かりしたブローシュアや日本支部会員名簿をもとに、説明やコンタクト先の紹介をしてまいりました。また、今回は「ジャパン・ゾーン」として日本からの出展ブースが1つのエリアにブロックされていたため、インパクトも大きかったようです。なお、次回、PATAトラベルマートは、2009年9月22日(火)から25日(金)まで、中国の杭州において開催予定です。

石槫信孝 (PATA日本支部会長)より: 2008 年 9 月 19 日 2:05 am
躍進するインドの象徴的な都市HYDERABADでのPTMを本日見学しました。お金を沢山遣った諸DESTINATIONの数百のBOOTHの中で、日本関連は飾りも少なく極めて質素・SIMPLEですが、寧ろ目立っていました。日本に 興味を持つBUYERの多さにも吃驚しましたが、古関事務局長並びにRICK氏の親切な対応で顧客満足度は高い様子です。具体的顧客を有して手配を確定したいと積極的な欧米のBUYERSへの対応は、PATA日本支部会員を紹介する形に留まりますので、是非共、照会あった場合には速やかな回答等、ACTIONを御願い致します。
(配布パンフレットは評判良く瞬く間に無くなっています。) ANA西賴氏・JAL田所氏の参戦で更に戦力が増強され、隣のNEW OTANI・GRAND PALACE両HOTELとの連携も進むものと思います。インド税関での荷物一時紛失・破損事故を素早く対応して頂く等、御苦労された古関事務局長・RICK氏の引き続きの頑張りを願い上げますと共に深い感謝の気持ちを述べたいと思います。深謝!!

ANA 西頼 より: 2008 年 9 月 18 日 8:09 pm
ハイドラバードに昨夜到着しました。予想に反して、新しい機能的なターミナルで驚きました。イミグレーションもスムーズで、話によると国内線への乗り継ぎも大変便利なシステムになっているようです。インドの空港というイメージを一新するすばらしい空港でした。明日からは、PATAの理事会に突入!

田所 俊彦 より(JAL営業本部部長):  2008 年 9 月 20 日 7:55 pm
PTMが無事終了いたしました。開催期間中にはインド関係者の熱心な売り込みに圧倒された時間帯もありましたが、日本に対する期待の大きさが肌身で実感出来たのは貴重な経験です。PTMに引き続き開催されているPATA理事会の戦略部門会議でもインドや中国市場の分析が行われ、いずれにしても10憶以上の人口を抱えるこの2カ国が将来的に世界旅行市場の中で重要な役割を果たしていくことは間違いないでしょう。問題は日本の受け入れ体制や制度がどの程度の時間でこの爆発的な市場に対応出来るかです。タイミングを失すれば、両国からの来訪者は期待ほどには増えないでしょう。インドの潜在力を冷静に分析し、タイムリーな受け入れ体制を構築するため、関係者の協力と努力が必要となるでしょう。

大瀧 哲也 より:  2008 年 9 月 22 日 11:16 am
東京より参加させていただきました、ホテルグランドパレスの大瀧です。
私にとっては初めてのPTM出席となりましたが、事務局の皆様・現地スタッフの皆様のサポートにより充実した商談会を進めることが出来ました。サポート・ご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。