太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 2009年度PATA日本支部総会報告

更新日:2023年03月02日


2009年6月25日(木)、ANA本社会議室にて2009年度PATA日本支部総会が開催されました。新年度の事業計画と合わせて新役員の選出が行われた結果、石槫信孝会長(日本航空顧問)は顧問に就任、トラベルジャーナルの鏑木清隆常務取締役が新会長に就任しました。また、西頼正次副会長(全日空[NH]営業本部長付参与)も顧問に就任頂いた他、ロイヤルホテルの川越一取締役社長、JATA(日本旅行業協会)の米谷寛美次長・総合企画部長、全日空の西村透営業推進本部担当部長、日本航空インターナショナル旅客営業本部の田所俊彦部長が副会長に選出されました。 総会に引き続き開催された懇親会では、PATA日本支部会長を8年務めた石槫会長を送る感謝の会となりました。

 

<石槫会長からの退任メッセージ>
長い間お世話になり、皆様の御協力・御支援に感謝致しております。ここ数年、受身であった日本の意見を聞いてもらおうと、意識的に本部活動に積極的に係わってきました。日本に限った意見ではなく、アジア太平洋さらには世界的見地からの発言・行動でないと無視されますので、大所高所な立場から臨んだ結果、Task Force、Executive Committee、さらにはPATA本部会長にさせられてしまいました。そうすると会社・日本とは相当かけ離れた分野に展開し、難しい局面も多々ありましたが、漸く関係者の理解を得られてきたと実感する段階に至りました。それで今回、ライフ・メンバーを授けられたのかと思います。これも年齢制限等就任規定の改定があったからですが、少なくともPATA本部関係者が日本の事も聞いてあげようとの姿勢を見せ始めました。 これだけが小生の貢献だったかと思っております。世界・アジア太平洋地区の一部として日本が存在する事、即ち皆と協力・協調して行かねば孤立してしまう事を充分意識し、徐々に日本の向かいたい方向を示し、各国の協力を得て行かねばならないと思います。鏑木新会長の下、益々のPATA日本支部の繁栄と会員各社の御発展、並びに皆々様の御活躍と御健勝とを祈り上げますと共に、小生としては支部個人会員第一号、又、支部顧問として微力乍らも協力致したく思っておりますので引き続き宜しく御願い申し上げます。

石槫 信孝

<鏑木新会長からの就任メッセージ>
PATA日本支部会員の皆様
前会長・石榑信孝氏の後任として2009年7月1日からPATA日本支部会長を拝命致しました㈱トラベルジャーナルの鏑木でございます。漸くわが国も観光立国として歩み始めた今、PATA並びにPATA日本支部の果たすべき役割は今後益々重要となり、とりわけ我が国の観光産業の発展を図る上で、PATA日本支部の存在も更に注目されるべき大きな力になるものと確信しております。観光産業の発展を通じて会員相互の親睦を促進し、会員各社の益々の発展を期して、誠心誠意努めて参る所存でございますので何卒ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

(株)トラベルジャーナル常務取締役C.O.O.
PATA日本支部会長  鏑木清隆