太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 PATA本部配信ニュースリリース(配信日:2010年2月2日)

更新日:2023年03月02日


アジア太平洋地域における旅行需要回復の兆しが顕著に。

2009年の11月の最新統計によると、PATA域内の旅行需要の回復は3%のプラス成長をみせ、アメリカを除く全てのPATA地域は継続的な回復の傾向にあります。特に南西アジアは、全体で15%のプラス成長となり、マレーシア(11%)、シンガポール(8%)、タイ(26%)、ベトナム(37%)各国が好ましい回復を見せております。北東アジアにおいては、全体で2%の落ち込みをみせましたが、台湾は25%、韓国は11%、香港は8%、マカオ3%とそれぞれプラスに転じております。日本は2%という伸びでしたが、プラスに転じたのは、2008年7月以来です。
一方、南アジアでは、モルジブ(7%)、ネパール(8%)、スリランカ(20%)といずれも力強い回復を見せておりますが、インドは1%のマイナスとなりました。
太平洋地域においては、わずかながらもプラスに転じており、オーストラリア(3%)、ニュージーランド(0.3%)、グアム(2%)となっておりますが、北米、ハワイについては1%のマイナスとなりました。
PATAのストラテジック・インテリジェンス・センター(SIC)によると、世界的な旅行需要は2009年の最後の数ヶ月で大きな回復を見せてきており、PATA地域に観光客が戻ってきているという喜ばしい状況が続いていると分析しており、この明るいニュースに勇気づけられながら、新たな一年、自信を持って旅行業の成長に期待をして欲しいと述べています。皆様、頑張りましょう!!