太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 PATA支部会議ランチ・ミーティング報告

更新日:2023年03月02日


2010年9月18日(土)のランチには、PATA支部代表による『チャプター・ミーティング』が開催され、12支部から27人が出席、日本支部からは古関が事務局長として出席し、日本支部の活動状況の説明とともに、将来的に他国支部との連携を強化し、共同事業や情報交換などを密に進めていきたい旨の要望を提案しました。 会議の中で、日本と中国の政治的関係悪化による観光への影響に関する質問がありましたが、本件についての発言は差し控え、PATAネットワークを通してより平和的、建設的な相互関係を構築していきたい旨の発言を行った。
また、今回、PATAニューヨーク支部のMs. Tripptree とも協議を行い、今後、日本支部と北米支部との共催事業についての可能性を探りました。(現在ニューヨーク支部は300会員。)本件については、引き続き連絡を取り合い、実現に至る方法を探りたいと思います。

PATA支部会議参加支部:フィンランド、ハワイ、インドネシア、インド、日本、マカオ、マイクロネシア、パキスタン、シンガポール、スリランカ、タイランド、イギリス、北米、香港、カンボジア、中国地域本部

なお、支部会員の情報を今後有効的に共有していくためにも、各支部会員のニュースを積極的に送るようにとの指示がありましたので、皆様からのホットな情報をお待ちしております。


<事務局便り>
今回、PATAトラベルマート、PATA支部会議、本部理事会を通じて、PATA中国地域本部のKate Chang氏とも様々なトピックについて話す機会がありました。12月に日本支部で予定しているセミナー(案:中国銀聯日本支社長による中国マーケットセミナー)の件についても、全面的なサポートを約束して頂きました。ただ、ご存知の通り、現在の状況では前にも後ろにも進めないのが実情です。少し様子を見て、具体的な準備に入っていきたいと考えております。
その一方、以下のニュース記事にもありますように、VISAとPATAが共催で行った最近の調査結果によると、日本がオーストラリアとともに、今後2年間で最も行きたい国のトップに選ばれました。

昨今、インバウンド=中国人旅行者というイメージが大きかったと思いますが、中国以外にもまだまだ可能性を秘めたマーケットがあるということ、そして地域的バランスを図りながらインバウンド推進を進めることが必要なのではないかと考えさせられた次第です。今後、PATA日本支部としては、関係機関とも連携を図り、今回の一連の被害状況の把握や、今後の見通しについても情報収集に努めたいと思います。その際には、皆様にも御協力をお願いすることになるかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。


PATA日本支部事務局長 古関 孝子