太平洋アジア観光協会(PATA)日本支部 PATAトラベルマート2012(マニラ)報告

更新日:2023年03月01日


第35回PATAトラベルマート(PTM)が、9月25日(火)~28日(金)まで、フィリピンのマニラにて開催された。今回、日本からはバイヤー、セラーを合わせて20名が参加、PATA日本支部では「日本ツーリズム・ブース」を運営し、支部会員の情報や日本の観光全般に関する情報提供を行った。バイヤーは世界52ケ国から304人、セラーは、29カ国から454人が集結、メディアも14カ国から85名が参加し、日本ブースでは各種インタビューにも対応した。

日本ブースへは、欧米やオセアニア、アジア各国からのバイヤーも多数立ち寄り、インセンティブ向けのホテル情報やツアー情報に関する質問が多数寄せられた。特に、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどのバイヤーからは富裕層向けのツアーに関する情報を求める声が多く、新興国の経済成長ぶりを伺い知ることができた。今回、セラーとしては、昨年に引き続き(株)JTBが4ブースで出展、そして(株)日本旅行が初めて出展された。また、バイヤーとしては、東日観光、アップルワールド、JTB、JHCなどが参加し、各社3日間に亘り38の商談をこなして頂いた。なお、今回は開催地がフィリピンということもあり、中国からのデリゲート85人が参加をキャンセルするという事態もあり、中国国家旅遊局がブースのみを設置していたが、ポスターも配布資料もない状況だった。次回トラベルマートは2013年9月、中国の成都にて開催予定。