修学旅行の中止や延期に伴うキャンセル料支援に関する動き

更新日:2022年09月22日


2020年9月11日

  • 〇 2月27日 首相が3月2日から全国小中学校・高等学校・特別支援学校へ臨時休校を要請する。
    https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202002/27corona.html
  • 〇 3月24日 文部科学事務次官名で「令和2年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等について」が通知される。
    https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index_00007.html
    別添1「新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」 中で、「特に、修学旅行については,その教育的意義や児童生徒の心情等にも配慮いただき,当面の措置として取り止める場合においても,中止ではなく延期扱いとすることを検討いただくなどの配慮をお願いしたいこと。」と明記される。
  • 〇 4月 7日 7都府県に緊急事態宣言が発出される。
  • 〇 4月16日 全都道府県に緊急事態宣言が発出される。
  • 〇 5月 4日 緊急事態宣言の5/31までの延長が発表される。

    緊急事態宣言の発出・延長を受けてほとんどの学校が5月以降も休校となり、修学旅行を予定していた多くの学校が中止や延期を余儀なくされる。その中で、キャンセル料を保護者ではなく国が負担できるような予算措置を政府へ要望する。
  • 〇 4月30日 令和2年度文部科学省補正予算(第1号)が案のとおり成立
    https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202002/27corona.html
    1次補正予算が成立し、修学旅行の中止や延期に伴うキャンセル料等への支援として6億円が盛り込まれる。これにより保護者の経済的な負担軽減を図るための財政支援がなされる。
  • 〇 6月12日 令和2年度文部科学省補正予算(第2号)が案のとおり成立
    https://www.mext.go.jp/content/20200527-mxt_kaikesou01-100014477-000-1.pdf
  • 〇 内閣府新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/rinjikoufukin/index.html
    新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として、令和2年度第1次補正予算で1兆円、第2次補正予算で2兆円を確保。
  • 〇 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集
    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/rinjikoufukin/pdf/jireisyu_ver1-2.pdf
    102.学校の臨時休業に伴う学習等への支援事業に、「修学旅行や(中略)中止や延期に伴う追加的な経費、臨時休業中では難しい自然体験・文化芸術体験・運動機会の創出のために必要な経費に充当」と記載。
  • 〇 文部科学省Q&A(学校設置者・学校関係者の皆様へ)
    https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00040.html#q2
    文部科学省HPの学校行事に関するQ&Aに、「修学旅行を中止又は延期した場合のキャンセル料等については、国として支援してもらえるのか」に対する回答を掲載し、「令和2年4月以降に予定していた修学旅行等を中止又は延期した場合に発生したキャンセル料等については、『新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金』の活用が可能ですので、各自治体の財政担当部署と調整の上、活用について検討をお願いします。」としている。

【参考】 地方創生臨時交付金活用事例(自治体)