旅の安全・危機管理 「7月1日 旅の安全の日」の
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更新日:2022年03月11日
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「7月1日 旅の安全の日」の取組み報告と模擬訓練実施会員一覧 |
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7月1日に実施いたしました「旅の安全の日」の取り組みについて、以下のとおり報告いたします。
1. 模擬訓練実施状況
(1)模擬訓練実施会社 90社
(7/1実施50社、7/2実施1社、7/3実施36社、7/8実施1社、7/10実施1社、7/15実施1社)
- 国内旅行模擬訓練 49社
- 訪日旅行模擬訓練 30社
- 海外旅行模擬訓練 62社
(2)実施内容
- 模擬訓練開始 着信確認(10:49までに全社確認)
- 緊急連絡体制確認(一巡所要時間:最短4分/対象人数15名)
- 第1種 平均対象人数 20.6名 平均一巡時間 57.2分
- 第2種 平均対象人数 16.8名 平均一巡時間 88.2分
- 第3種 平均対象人数 14.4名 平均一巡時間 70.5分
- 滞在者数確認 延べ調査都市数・調査人数 国内 57都市 8,513名
訪日 33都市 1,472名
海外 111都市 4,996名
(3)課題抽出
大手はグループ会社を挙げて対応し、20社以上が対策本部を設置した。また役員を召集して情報収集し、訓練後は課題抽出の会議を行うなど本格的な訓練も報告された。
緊急連絡体制においては、旅行種別でみると第1種は対象人数が多いが、短く一巡している。
課題としては、①電波が届かない ②本人が認識していない ③担当者不在時のバックアップ ④迷惑メール設定の確認 ⑤ 着信確認の必要性のなどが抽出された。
訓練全体では ①営業時間外や休日の訓練の必要性、②実際の地震発生時にいかに通信手段を確保するか ③手配旅行の行動把握 ④ 緊急情報をいかに端的に伝えるか ⑤現地へのスタッフ派遣やマスコミ対応 ⑥幼児同行時の確認などについて、今後への課題が報告された。
2. PR活動
- ステッカー作成、保険加入促進ポスターを連動して配布(業界内・一般)
- 外務省官民協力会議、トラベルエージェンシー連絡会にて発表(業界内・他業界)
- 4月23日 プレスリリース「旅行安全マネジメント 重点実施事項」
- 6月25日 記者レク開催「安全な夏旅にむけて」(一般)
- 6月27日 会長メッセージ配信 (業界)
- 6月29日朝日新聞全国紙Bon Marche記事広告/外務省・観光庁取材・保険会社7社協賛(一般)
3. 関係機関との連携
- 観光庁、外務省との模擬訓練連携(集約結果報告)
- 外務省 短期滞在者登録システム「たびレジ」のPR連携
4. 支部での取組
- 関西支部 関空旅博JATAブースにて支部特製ウェットティシュを配布。
- 九州支部 福岡空港にて総務委員、海旅委員15名にて支部特製ウェットティシュを配布
- 沖縄支部 琉球新報へプレス発表
5. 今後について
- Tourism-Expo、地方イベント(北海道・仙台・福岡など)での保険加入促進・
「たびレジ」PR運動 - 中間期取組状況調査、「旅行安全マネジメント自主点検」の実施
- 年度末「旅行安全マネジメント」取組状況調査
<参考> 安全管理責任者の任命状況(模擬訓練を契機に43社が任命)
第1種(622)82社(12.7%) 2014年度末目標50%、2015年度末目標70%、2016年度末目標100%
第2種(179)6社(3.4%) 2014年度末目標50%、2015年度末目標70%、2016年度末目標100%
第3種(300)16社(5.3%) 2014年度末目標30%、2015年度末目標50%、2016年度末目標70%
- 会員会社での対策本部の様子
- 会員会社での全社的な取組
- JATA九州支部の福岡空港でのPR活動
- JATA本部での取組の様子