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更新日:2023年12月22日
日本旅行業協会 研修・試験部は日本添乗サービス協会と共同で、3月13日、14日(東京会場)※、添乗業務レベルアップ研修を実施しました。研修プログラムは2日間に分け構成し、JATAが担当した初日の研修には19名が参加、「添乗業務の再確認とトラブル対応」をテーマに講義を行いました。冒頭、JATA登録講師の古谷 聡紀(こや としのり)氏は、旅程管理を正しく、スムーズに円滑に進めていくために求められる二つのエッセンスについて言及。「経験値を活かした対応能力も重要だが、アンテナを張りトラブルになりそうなことを事前にキャッチし、避ける”攻めの添乗”が必要」と話し、また「お客様に寄り添い、ツアーという限られた枠の中でお客様が実現したいことを見極め、成就させることが大切」と述べました。添乗中に発生する苦情やトラブル事例を題材としたケーススタディでは、クループディスカッションを行いました。ベテラン添乗員から未経験者まで、キャリアの異なる参加者が集ったディスカッションは、失敗談や苦労話など、各々の経験や知識が共有され、新たな気づきを得る絶好の機会となりました。 参加者アンケートでは、「ベテラン添乗員からの情報は大変リアリティがあり勉強になった」、「コロナ禍前に入社し、まだ添乗経験がないので、今後の添乗準備に活かしたい」、「海外添乗に久々に出るため、コロナ禍により変わってしまった点を知りたい」、「今後も、他の添乗員と交流できる機会を設けて欲しい」などの声が寄せられ、海外旅行再開の機運が高まっていく中、久々の海外添乗を迎えるにあたり、期待や不安が入り混じる参加者の気持ちをうかがうことが出来ました。研修・試験部では今後も研修内容のブラッシュアップを図り、添乗員の皆様に役立つ研修を実施していきます。 なお、研修、2日目については、日本添乗サービス協会により「ヒューマンエラー研修-ミスをしてしまったら、どうリカバリーすればよいか!」といったテーマで講義が行われました。 ※同内容にて3月7日、8日大阪会場にて開催
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