会報誌「じゃたこみ」 【東北支部活動報告】
「鉄道会社 x 旅行会社マッチング企画(第4回商談会)」を開催

更新日:2024年08月21日


2024年8月19日(月)、東北運輸局鉄道部及び東北鉄道協会とJATA・東北支部が協力し、東北エリアの鉄道の利用促進や沿線地域の更なる活性化を目的に、旅行会社の商品造成等に向けた商談会を開催しました。
4回目となるこの商談会は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し行動制限がなくなったことで回復基調にある観光産業・旅行産業を盛り上げ、「東北」 を元気にする取組みとして行われ、会員会社10社/17名が参加しました。

 

              
         商談会の様子

 

商談会は、東北エリアの鉄道会社(セラー)と旅行会社(バイヤー)が対面式で実施し、鉄道会社は自社の特徴を画像や資料で紹介し観光・旅行商材としての魅力をPRしました。
桜やりんごなど季節毎の花や風景など写真映えする沿線の景色を車窓からのんびり眺められる列車、「お座敷列車」「風鈴列車」「ストーブ列車」などのイベント列車、列車アテンダントが地元弁を交えた趣ある車内観光案内や団体専用貸切り列車など個性豊かな内容が様々に紹介され、「来て・見て・乗って・食べて、笑顔になって欲しい」と、鉄道各社とも熱意溢れるプレゼンとなりました。
旅行会社からの参加者からは、「最新の情報が得られた」「付加価値の高い魅力的な商品造成のヒントになった」「体験型のコンテンツを旅行商品に取り入れるなど更に内容をブラッシュアップしたい」などの声が聞かれました。

東北エリアには多種多様な観光素材があり、まだまだ十分に知られていないものもあります。都心の観光とは異なる魅力を持つ内容をローカル鉄道で巡りながら体験することで、旅の趣や思い出がより一層深まることが期待されています。
JATA東北支部では、今後も引き続きこのような活動を通じて、東北エリアの認知度向上や旅行者訪問の更なる促進に努めてまいります。